生きること。死ぬこと。

眠れなくてニュースを読んでいたら、【松ちゃんも賛成。「安楽死」を求める声が高まってる】と言うコラムに巡り会あった。

 

安楽死。

 

ヨーロッパの医学部に通うならば、1年生〜6年生の倫理学に毎年でてくるお題です。

 

 

まずは、安楽死と尊厳死は違うんだよね。

 

 

コトバンクによると、

 

安楽死。。。苦痛を長引かせないことを主眼に、人為的に死なせるのが安楽死。薬物を使うなどして死期を早めるものを積極的安楽死、積極的な治療の中止によるものを消極的安楽死と呼ぶこともある。

 

尊厳死。。。患者の意思に基づいた死期の決定で、日本尊厳死協会などは患者の意思による延命治療の中止を尊厳死と呼んでいる。

 

 

 

この記事の一番最初に言った【松ちゃんも賛成。「安楽死」を求める声が高まってる】と言う記事をみると、彼らの身近な人々の死が苦しいものだった、、、又は高齢社会なのに、無意味な延命治療をするのは間違っている。。。と言う意見が多数。

 

 

 

高齢社会なのに無意味な延命治療をするのは、私も本当に変だと思う。

 

 

過去に老人医学病棟で実習をした経験から言わせてもらうと、高齢者たちの無意味な延命治療は本当に見ていて悲しかった。

 

 

酸素マスクが無いと苦しくって言葉も喋れない。

良くて一週間に一しか家族は会いに来ないのに、ご飯も自分で食べれない。

点滴をつなげっぱなし。

お風呂もオムツ交換も看護師さんに手伝ってもらわなければならないし、喋りかけてくれる人もいない。

(看護師さんがたまに話しかけたりするけど、看護師さんも忙しい)

好きなテレビや本も見れないし、散歩もできない。

何よりも、自律性(Autonomy)が無い。

 

 

 

会いにも来ない高齢者達の家族は、なんでこんなにひどいことをするんだろう?と思った。

 

体がシャットダウンしようとしているのに、余分な栄養、水分と薬を与えて、ただ単に命をつなげる。

生きている喜び(Quality of Life)は無いに等しいかったんじゃないだろうか。

 

私は尊厳死は必要だと思う。

 

 

 

ちなみに、尊厳死に必要不可欠なのは、患者の意思。

患者の意思がはっきりしている時に【○○○○○な状況になったら、延命治療は止めて欲しい】と言う紙を書いて残しておくとか、家族に伝えておくとか、主治医に伝えておくとか。

 

 

 

人間の体って、シャットダウンする時に余計な事をしなければ、キレイに天に召されて行く人が多い。

末期の癌の患者等の為には、薬物を使って痛みを楽にしてあげる事だってできる。

まぁ… 私はマリファナ(大麻)が合法の国にいるし、、、痛みを和らげるための薬を西洋はもっと積極的に取り入れてるのかもしれません(日本の状況はよくわかりません)。

 

 

尊厳死。

これからの日本医療が取り戻す必要があるものなんじゃないか?と思う。

 

 

 

 

でも、私にとって、安楽死はちょっと別だ。

もちろん、安楽死をサポートするお医者さんや医学生だっている。

 

でもさ、基本的に医者を目指した人って、患者さんが死ぬのを直接的にサポートするために医者にはならないと思う。

多くの医者&医学生は患者さんの病状を治したくって、この道を選んでるんだと思う。

 

 

古くさいかもしれないけど、医者は Hippocratic Oath と言うものを誓う。

医学部に入る時も、卒業する時も、この誓詞を宣誓する。

 

一番有名なのが、 Primum non nocere .

英語は First, do no harm.

患者に害を与えるべからず

 

 

100人医学生がいたら、中絶専門医になりたがる人は1人いるかいないか。

それと同じように、100人医学生がいたら、安楽死専門医になりたい人は1人いるかいなか。

 

 

状況や場合によっては、安楽死は患者の為になるのかもしれない。

安楽死の方法も色々ある。

医者が薬物を注射するパターンや、飲み薬を患者に与えて死期を決定権を完全に患者に任せるパターン。

特に飲み薬パターンなんて、患者は自宅で亡くなるし患者が自己判断で飲むわけだから、そんなに深く考えるこは無いのかもしれない。

 

 

でも。

医者が頑張って一人の命を救おうとしている間に、戦争で100人の命が殺されているの事実を目の当たりにすると無性に悲しくなってしまう私。

安楽死賛成、、などの人々の言葉を見ると、悲しくなってしまう私。

 

 

まだまだ、ナイーブなのかもしれない。

でも、命に対して鈍感になりたくない。

 

 

 

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p.s. シリアスな記事になっちゃってすみません(´・ω・`) 次はもっとハッピー!な事について書きまーすヽ(○´w`○)ノ

子供の躾:体罰はあり?なし?

試験前なのに、なんとなくブログで現実逃避している ELLA ですヽ(。・ε・。)ノ

 

今日のお題は体罰と躾について。

ここでの体罰は親が子供を叩く事と仮定します。

 

 

みなさん、体罰は賛成派ですか?反対派ですか?

 

 

 

 

 

私はついこの間まで賛成派でした。

これは私自身が体罰を受けて育った、と言う事が大きく影響しているんだと思います。

頻繁にではなく、本当に親を怒らせた時に、棒とか箒を使ってお尻ぺんぺんされましたね(笑)

 

私的に、倫理・道徳的にある条件(↓)を守っていれば、体罰は特に問題はありませんでした。

  1. 親が怒っている状態のまま体罰を与えない(感情的に叩かない)
  2. ちゃんと、なんで体罰をしているのか説明する
  3. 終わった後は、きちんと心のアフターケアーする
  4. 体罰を習慣にしない!

 

 

 

ただ、Psychology Today のある記事を見て、びっくり。

そのの記事に書かれている、あるカナダの小児科病院の20年に渡る研究結果が衝撃的でした

 

 

 

なんと、体罰を頻繁に受けて育った子供の脳は萎縮してしまうらしいです

詳しく書くと、脳の灰白質の数が減ってしまうんだそうです。

灰白質の数が減ってしまう事によって、結果的に子供の知性や思考力も下がり、IQも下がってしまうらしい。

おまけに、体罰を受けた子供の脳は、アルコールや薬物をより快楽と認識しやすい脳に作られてしまうとか。

 

 

σ(oдolll)

 

 

多分、ここでは頻繁に殴ったり蹴られたりしている子供達を中心にデータを集めているんだけど、それでも衝撃な事実。

 

それって、体罰じゃなくって虐待じゃん。彡(-_-;)彡

とにかく、子供に力で分からせようとするのは良くない。

自分に子供ができたら体罰は止めよう、と思いました。

 

 

 

脳は成人するまでは成長し続けていると言います(ある説で、30才ぐらいまで)。

その中でも、特に小学生以下の子供なんて脳がまだまだ未熟です。

小学校高学年になったら少しは安定してくるけれど、それでも脳はまだまだ成長します。

 

 

そんな成長過程の子供達に暴力でものを教えるのは『物事は暴力で解決して良い』と教えているようなものです。体罰を当たり前としている方々は、体罰を子供に与える前に《子供に教えたい事は何か?》ともう一度考えてみては?

 

 

体罰で躾すると子供が聞く!と言う人も言いますが、、、

子供が耳を傾け行動を改めるのは、決して《暴力》に対してではなく、《大人の本気》に対してです!

。。。ってテレビで誰かが言ってました(苦笑)

 

 

 

体罰を与える前に考えてみよう。

あなたが子供に教えたいのは、暴力ですか?

それとも、忍耐ですか?

 

p.s. 体罰を与えてしまった場合、大切なのは、その場で

  1. 子供に謝る
  2. 何があなたを激怒させたのかを説明する
  3. あなにとって子供が大切な存在で愛している事をしっかり伝える(言葉+ハグ等)。。。が大切だそうです(.・_・.)ノ

 

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ビックリな婚活女子の理想の男性像

お久しぶりな ELLA です。

学年末試験に突入している ELLA です。

最近更新をさぼっていましたが(笑)面白い記事を見つけたので(●´艸`)

 

 

なんと、最近の婚活女子には新しい男性理想像があるんだそうで。

4つの『低』。

 

あれ?

この前まで、高学歴、高収入、高身長の、3つの『高』じゃなかったっけ?

 

 

でも、最近は4つの『低』らしい。

 

ジャジャーン!

 

 

低姿勢

低リスク

低依存

低燃費

 

 

 

45bd4016

 

 

 

 

 

まぁ、この画像を見れば、説明しなくてもだいたいの意味は分かると思います。

 

と言うか、旦那さん可哀相(笑)

会社でも、家でも、外出する時もこき使われて、自分の時間にはお金かけちゃ駄目なんてw 旦那さんは自立してて奥さんに依存してない(低依存)だけど、奥様はめっちゃ旦那さんに依存してるって言うのが、、、なんとも言えんヽ(。・ε・。)ノ

 

しかも、専業主婦希望の人の理想ですからね。ちょっと旦那さん、お気の毒だなぁ。。。

これに加えて、日本は世界でもとってもセックスレスな国だから、旦那様のフラストレーションは溜まってゆくわけで、、、いつのまにか、旦那様は奥様のATMになってしまったんだか。

なんか切ないです (。-_-。)

 

 

 

ところで、話は変わるけれど、私的に専業主婦はちょっと時代遅れだと思う。

専業主婦が悪いって言ってるんじゃなくってね!(←ココ重要!

専業主婦できる夫婦は全然それで良いと思うよ!

 

 

でも、女性は専業主婦って形の結婚生活にこだわらなくても良いと思う

もちろん男性も専業主婦じゃない女性に、専業主婦の仕事を求めちゃ駄目だし。

家事を一人で完璧にこなせなくても、二人で納得できる形ですれば良いと思う。

ま、男性側も女性側も納得しなくちゃね。

お互いに支え合いね。

 

 

だってね、みなさん。

最近では結婚した3に1組が離婚する時代だそうです。

西洋では2組に1組以上のカップルが離婚するんです。

 

 

ある独身コメディアンが言ってたけど、

スカイダイビングする時、50~33%の確率で失敗します!って言われたら、スカイダイビングしますか?

 

しないよね(笑)

 

 

でも、何故か人は結婚(に含まれる家庭)と言うものを求めてしまうんだよねヽ(○´w`○)ノ

 

 

こういう私も、一応結婚願望あります(o´ω`o)

共働き希望で、別口座派です

もちろん、家族口座は作ります。。。

 

 

 

とにかく、婚活中のみなさん。

私が言うのもアレですが、旦那さんに低燃費を求めるなら、自分も子供も低燃費。

旦那さんに低姿勢を求めるなら、自分も子供も低姿勢。

誰かが誰かの上に立つ家庭じゃなくって、互いに弱さをカバーしあいながら家庭を築くのが、一番の幸せじゃないでしょうか?

 

 

 

ってか、私が旦那さんだったら、絶対に奥さんに給料袋渡さないな(笑)

 

 

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元カレをストーキングしてしまう件

先週に続き、自分の人生の出来事で書くことが思いつかないので、私の生活を面白くしてくれているものを紹介しますヾ(●´∀`●)

 

 

なんと言っても、暇つぶし&寂しさを紛らわすのに最適なのが、Podcast(インターネットラジオ)。

先週の記事を見た人は知っていると思いますが、私はPodcast(インターネットラジオ)をちょこちょこ聞きます。多くは英語のものですが、日本語のも聞きます。

 

 

最近ハマってるのが、ちょとふざけた名前の『ジェーン・スー 相談は踊る』。 

スタジオに寄せられた相談に一緒に相談解決している気分になって、面白いですよ

**音量に注意しながら、再生ボタンをクリック♪ **

 

  • 元カレのtwitterやFacebookなどをついつい見てしまいます』  menu_sample 

 

  • タイに駐在しているのですが、出張で来た後輩に恋心を抱いています。思い切って告白しようかと思っていますが、いきなり遠距離は厳しいでしょうか?』 menu_sample 

 

  • 結婚10周年を迎えた翌日、元カノから連絡が来ました。どう対処したらいいですか?』 menu_sample

 

 

 

過去一ヶ月分しか聞けませんが、これをダウンロードして通学中に ipodから聞くのが私の日課です(笑)

 

暇つぶしや寂しさを紛らわしたい方には、オススメです(●´ω`●)ゞ

 

 

p.s. その他にも『今年新社会人になって初めての給料日。手取りで6万円でした』とか『元カノから結婚式の招待状が届きました。出席すべきでしょうか?』とか、面白い相談がたくさんあります。もっと聞きたい方、興味のある方はホームページからどうぞヽ(○´w`○)ノ

 

 

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バイブレーションの話

さて、今日はちょっとバイブレーションな話です。

恋愛話ではありません。

ただ、ちょっと下ネタ系ではあります(´・ω・`)

ちゃんと医療と関連もあります(汗)

 

 

 

お題は『バイブレーションする大人の女性のおもちゃ』について。

 

(〃∀〃)ゞ

 

(苦笑)

 

 

何故このお題について書こうかと思ったかと言うと、M君(my 彼氏、医学生)とヒステリックな女性達について話たのが事の始まり。

 

ヒステリー・ヒステリック=感情のコントロールが効かなくなる状態の事(特に女性がキャンキャンうるさく、感情が暴走してしまっている状態の事)。

知っている方も多いかと思いますが、ヒステリック(Hysteric)と言う言葉の語源は、子宮

どうして子宮が語源なのかと言うと、古代ギリシャで女性がヒステリックな原因は女性の子宮が体の中を暴れ回っているからだ!と思われていたからなのです。

 

 

そして、古代ギリシャの人たちもあながち間違ってはいませんでした。

何故なら、女性がヒステリックになる大きな原因(の一つ)が欲求不満だからです!

そう。最新の論文によると、お喋りとはセックスと同等の快楽を女性の脳にもたらすと発表たように、セックスで自分たちの欲求を発散できていない女性達は、喋り自分の感情を表現することでその欲求を発散させていたのです(笑)

そして、女性がヒステリックになるのは古代ギリシャ時代から大変な問題でありました

 

 

(´・ω・`)

 

 

 

さて、時はアメリカ・ヨーロッパ 1800年代。

この時代にもヒステリックな女性達は社会問題(まではいかないけど)。。。問題ではありました。何よりも、自分の感情がコントロールできないのは、女性自身も嫌なのです。ヒステリックにまでならなくても、もやもやしたり、イライラしたりするのが長続きするのが女性達の間では切実な問題でした(特に、未亡人、セックスレスの奥さん、カトリックのシスター達など)。

 

 

そういう女性達はどうしていたか、知ってますか?

 

 

お医者様に行くのです

だって、体の調子が良くないからね。

当たり前です。

 

 

うんうん。

 

 

そして、お医者様はどうしてたのか?

お医者様や助産婦さん達は、ヒステリックな女性のの治療法として、患者♀のヴァギナやクリトリス(その他の性器管)にオイルと塗り、指を使って女性を快楽の頂点まで導くわけです。そうすると、女性の溜まったイライラやもやもやが、一気に解消されるわけです。

 

 

はい。

これ本当の話。

作り話じゃないよ?

現代の医学じゃ考えら無いけど。

 

 

さて、当時のお医者様は99%男性。

1800年代の残されている医療資料によると、医師が女性を快楽の頂点に導くのは大変手間がかかる+めんどくさい事であり、手と指が、超ー!疲れる!!!(ノД`。)

 

 

どうにかして、この面倒な仕事から解放される方法は無いのか?

これは、医師達の切実な悩みでした。

 

 

 

そして、1880年代。

失敗を重ねたある日、偉大な Dr. Joseph Mortimer Granville が、現代で言う『バイブレーションする大人の女性のおもちゃ』を発明したのでありました。この偉大なる発明によって、お医者様たちは、腱鞘炎・手・指の痛み、面倒な治療から解放されたのでありました(●´ー`●) 

 

 

 

そして、1920年代に AV映画で『おもちゃ』が使われた事によって、医療界では今になっては話もしないタブーになるまでは、『おもちゃ』はとっても医療的に認められて良いものだったそうです。

 

ちなみに、『おもちゃ』の発明は、電気アイロンや掃除機が発明される10年前の出来事 ヽ(○´w`○)ノ

私はコレに一番びっくりしました(笑)

 

 

 

。。。と言う事を、昔、ある程度信頼のあるインターネット・ラジオで聞いたことがあったので、それをM君に言ったら… 信じてもらえませんでした(苦笑) 信じてもらうために、もう一度インターネット・ラジオを二人で聞いて、『本当だったんだね〜』と話しながら笑いましたとさ(●´ω`●)ゞ

 

 

英語のインターネット・ラジオに興味ある方は “What’s the Buzz on Vibrators?” へどうぞ。

半信半疑の方には、Psychology Today の “‘Hysteria’ and the Strange History of Vibrator” へどうぞ。

 

 

ではではヾ(●´∀`●)

 

 

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医者が飛行機に乗ると…

お久しぶりです!

試験期間が無事終了し、休む間もなく二学期に突入しました。

もっとブログの更新ができたら良いんだけれど、私の気分屋な性格を考えると無理かも(´・ω・`)

 

 

さてさて、今回は医者が飛行機に乗る時の話。

たまに映画で見る飛行機の中でのシチュエーション。

『お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか?』

 

先週末、Non-stop と言う飛行機内密室殺人映画を見て、インターネットで読んだ記事を先日思い出しました。

ちょっと面白かったので、インターネットから Copy&Paste。

 

 

海外にツアーで行った時、帰りの飛行機の中で、同じツアーの女性が具合が悪くなっていきなり吐いた。 そしてアナウンスで、映画のワンシーンの様に、『お客様の中にDr.かナースはいらっしゃいませんか?』と英語で流れてきた。

 

 

お~、まるで映画だ~と感心してたら、同じツアーの女性が

『彼女がナースです! 』

と私を指差して叫んでくれた。

 

 

とりあえず彼女(患者)をトイレに連れて行って、私の上着とパンツに着替えさせて席に戻ったら、またまた同じツアーの中にいた精神科医が迷惑そうにやってきた。

 

同じツアーにDr.とナースが混ざってるのもすごい確率だと思う。

 

 

ナース 『先生、とりあえず診察を。』

医者  『いや、僕には診察出来ません。』

 
ナース 『じゃあ血圧だけでも測って下さい。』

医者  『海外の血圧計はわかりません。』

 
ナース 『熱だけでも。』

医者  『海外の体温計わかりません。』

 

以下リピート。

 

ナース  『では、私が全部やるから良いです! 』

 

って言って、血圧計と体温計を取りに行ったら、海外も何も普通の標準的な血圧計と体温計だった(._.) 一通りの医療器具を持って戻ったら、Dr.は消えて居なくなってたorz

 

マジで私に全部やらせる気かいっ!

その時、精神科医は、いてもいなくてもどうでもいい人種だ、と悟った瞬間でした。

 

 

そして、その日はあいにくにも満席で、彼女が寝られる場所がなかった。 丁度いい事に、その精神科医はビジネスに乗っていたので、

 

ナース 『1時間だけで良いから、彼女を寝かせてあげてもらえませんか? 』

医者  『嫌だ。』

 

この野郎~、全く役にたたないんだから、一つ位は役にたて!と、軽い殺意が湧いた。

 

結局、私とツアーガイドがCAの席へ。

彼女には、ありったけのブランケットをCAに持ってこさせて、2人分の席で横になって貰いました。

 

 

彼女は、成田に着くまで体調は戻らず、途中の香港で医者に連れていかされそうななってたけど、とりあえずみんなと一緒に日本には戻ってこられました。 その間も、精神科医は雲隠れの術を使っておりました。

 

そして私は、彼女の診察をしている間に、カバンの中からデジカメを盗まれ(T_T) 1番苦労したのは具合の悪くなった彼女なので、デジカメ位は仕方なかったけど、中に入っていた、SDカードだけでも返して欲しかった。

 

しかし、あの時の精神科医の神経はほんとにわからん!

 

 

いやぁ〜、

まぁ、精神科のお医者さんの気持ちもある程度わかるよ?(笑)

 

もしかしたら、名乗りあげたくなかったのに、周りの人に言われて来ただけかもしれないし。

もしかしたら、すでに何十年と精神科医として働いてて、精神科以外の診断の仕方なんて忘れちゃったよ!と言う場合もあったかもしれないし。

整形外科の先生にパニック発作の患者さんを見せても、みんなが対処法を覚えてるとは限らないように、医者って言っても、スーパーマンじゃないからね(←重要!ヾ(●´∀`●)

 

 

 

でも、ちょっと、シチュエーションに笑っちゃいました(●´艸`)

 

そして、基本的な Physical Examination(健診)のやり方はいつまでも覚えておきましょう(笑)

 

どうやって体温計の使い方を忘れるのかは分かりませんが、特に体温計の使い方とかね!(笑)

血圧の計り方も大切!ヽ(。・ε・。)ノ

 

 

ちなみに、よく使う航空会社に自分が医者だと言うことを教えておくと、空きがある時はビジネスやファーストにグレードアップしてくれたりします。特に、飛行機内で患者さん発生した後とかね (o´ω`o)

 

 

ちなみに、今は心臓学+ 呼吸器学+脈管学のコースを勉強中。。。

あと4週間で試験!

頑張ります(´・ω・`)

 

 

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男子ってチョコ欲しくないの?

地味ぃーな感じに試験期間を過ごしております ELLA です。

ヨーロッパ医学部についての質問に答えねば…

と思いつつも、そこまで書く時間は無いので、あと数週間お待ちお願いします(.・_・.)ノ

 

 

さてさて、近頃いろいろバレンタインムードですね!

私にとって、ここ数年のバレンタインは試験勉強まっただ中ですが…

高校生の時は手作りチョコとか作ってたなぁ〜(o´ω`o)

 

 

でも、なんだか最近の記事とかバラエティーの特集とかを見ていると、義理チョコとか欲しくない男子急上昇中!みたいな事を言っている男性が多い事にびっくりしてます。

私、高校生の時とかめっちゃ感謝チョコ(と言う名の義理チョコ)を配ってましたが… 普通にありがとう!って喜ばれてたよね、男子にも。

え、義理チョコとか全然いらない系ですか?

σ(oдolll)

 

 

 

義理チョコだと、貰わない人が可哀相… って言う意見もありますが、不公平なのが人生だし。

別に無理してあげたくない人にはあげなくてよいと思います。

スペシャルな人にね、あげれば良いんだよ!ヾ(●´∀`●)

(恋愛の意味でも、そうでない意味でも)

 

 

… と言いたいところなんですが、実際はどうなんでしょう。

義理チョコとかって、貰っても嬉しくないの?

たくさんの量を貰ったら困るかもしれないけど、私は3粒ぐらいのトリュフと2粒のスノークッキーを入れた袋をプレゼントしてました。

 

 

だって、結局は気持ちじゃない?

ありがとうございます!

お世話になってます!

or

好きです!… 的な(笑)

 

 

なぜこんな話になってしまったのか。。。

ただ単に疑問だったもので。

現在ヨーロッパにいる私。

バレンタインは男性が女性をいつもよりレベルの高いデートに誘ったりするイベントですが、普通に手作りチョコ作ったら大感激されたから…良い日本の文化だと思ったのだけれど。

すでにバレンタインにチョコレートを女子からあげるのって時代遅れなの?! (´・ω・`)

 

 

さて、試験期間頑張りますか。

『オレ的には…』と意見がある方はコメントしてくださいヽ(○´w`○)ノ

 

 

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愛を確かめる… ブラジャー?

 

お久しぶりです!

試験期間まっただ中の ELLA です。

無事に産婦人科&小児科のテストを終え… と言いたいところですが、勉強していた範囲がかなりずれていたので、再試組です (T_T) 

ま、再試は二月下旬なので、今は麻酔科や整形外科のテストの勉強をしています (●´ω`●)ゞ

 

 

さてさて、前回のヨーロッパ国立大学医学部の話からガラっと変わりますが、彼が『日本って変。』と言うメッセージと一緒に、こんなビデオを送ってきました。

何のビデオだろう?と思ってみたら、確かにちょっと変だった(笑)

【本物の愛を確かめるブラジャー】だ、そうですヽ(。・ε・。)ノ

(最初は英語だけど、後から日本語に変わります)

 

 

 

私は普通のブラで良いけど、クラブとか行く時はこれの方が良いのかな?

でも、初デート、ドキドキ感マックスの時に、女性のブラジャーが勝手に開いちゃうと言う、かなり恥ずかしいシチュエーション(苦笑)

みなさん、どう思いますか?

 

 

ま、ナイス•アイディア商品ですね

もし使った事がある方は、是非感想をお待ちしております(o´ω`o)

 

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手術室での一瞬

なぜか知らないけれど、最近よく見るこの写真。

 

 

BLOG 23 hrd Sugrgery

 

 

手術後の写真ってのはわかる。

けど、メインのお医者さんは死にそうな顔してるし、写真の隅っこで寝てる人はいるし、器具も古いし…

気になったので調べてみました

 

 

結果。

この写真は23時間にも及んだ心臓移植手術(成功)の後の一瞬をとらえたものでした。

 

そう。

25年前の1987年に行われた心臓移植手術後の写真。

 

 

チーフのお医者さん(主任外科医…って日本語では言うのかな?)は ポーランド人のDr. Zbigniew Religa。

1987年なんて、ポーランドなんてまだ旧ソビエト連邦時代。

Dr. Zbigniew は、23時間の手術をぶっ通しでやったらしい。

 

まぁ、ぶっ通しなのは当たり前なんだけど(だって、患者の心臓止まったまま手術を止めたりできないじゃん?)

アシスタントも23時間ぶっ通しだったらしく、部屋の隅っこで寝てるし(笑)

本当にこのお医者様(すでに亡くなられてるけど)尊敬します。

 

ちなみに、最近この写真がインターネットのニュースに出てた理由は、この患者さんはまだ生きているらしく、手術から25年たった記念らしい。

こんなに長生きしてくれるなんて、嬉しい限りですね(o´ω`o)

 

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親のわがまま

神経学の実技テストを無事にパスしてホッと一息ついている私です(o´ω`o)

私の留学先での今週の平均気温は0℃!

寒いぜ

 

そんな今日は、ちょっとシリアスなテーマ。

人工中絶と出産について。

 

 

日本のニュースを読んでて、最近日本でも『新型出生前検査』を開始したよう。

新型出生前検査』をすれば、産む前に胎児がダウン症(や他の障害)を煩っているか調べることができる。

そして悲しいことに、染色体以上を我が子に発見した98%の親が中絶していたことが判明したそう。

 

妊婦の採血で胎児の三つの染色体の病気が高い精度でわかる新型出生前検査について、今年4月の導入から9月末までの6か月間で陽性の判定を受けた67人のうち、その後の羊水検査などで確定診断がつき、流産もしなかった54人中53人(98%)が人工妊娠中絶をしていたことがわかった

(2013年11月22日 読売新聞)

 

「新型出生前診断による中絶の多くは、妊婦らが悩み抜いた末の決断だった」。この診断で陽性と診断された大半の妊婦が中絶を選んでいることについて、医療現場にはやるせなさが募る一方、患者支援団体からは「患者に正しい情報が伝わっているのか」と懸念する声も出ている。

「異常なら中絶と決めて検査に来るのだからやむを得ないが、寂しい気がする」。九州の病院で新型出生前診断に携わる産婦人科医は、心境を明かした。この病院は、100件を超える新型出生前診断を実施した。診断で「陽性反応」とされ、羊水検査を経て胎児に染色体異常があることが判明した妊婦は、誰も妊娠を継続しなかったという。

新型出生前診断の登場が、羊水検査など出生前診断全体への抵抗感を減らしたと実感しているこの医師は「将来に不安を感じ、安心して子どもを産めないことが出生前診断につながっている。染色体異常の子どもでも安心して暮らせる社会を作り、こうした検査を進んで受けるような風潮を止めたい」と訴える。

検査前のカウンセリングによって、新型出生前診断を受けるのをやめた妊婦もいる。こうしたケースは、今回の調査結果には反映されていない。兵庫県内のある産婦人科医は「妊婦らは淡々と中絶を決めているように見えても内心、相当悩んでいる。家族で出した結論とはいえ、現実にはつらい選択だ。葛藤する夫婦のためにもカウンセリングの充実が必要」と指摘する。

ある遺伝カウンセラーも「自分たちの都合で中絶していいのかと悩み、泣きながら訴える夫婦もいる。育児に不安を抱える人や、社会の支援が足りないと感じている人が多い」と話す。

一方、患者支援団体からは懸念の声が出ている。新型出生前診断の対象となっている18トリソミーの患者の家族や遺族らで作る「18トリソミーの会」の桜井浩子代表は「かつては積極的な治療をしない傾向もあったが、医療の進歩によって生存率が高まることが分かってきた。診断の場で、こうした情報が正しく伝わっているのか心配」と訴える。【斎藤広子、須田桃子】

毎日新聞 11月22日(金)

 

もし子供(生まれる前)がダウン症を持っていると分かったら、淡々と深く考えることを恐れて『無理!』と言って中絶する人もいるだろうし(無理!と思ってしまう気持ちは自然なことだと思うし)、たくさん悩んで中絶という決断に至る人もいると思う。どっちも自然な反応だと思う。

 

私にとってショックだったのは 98% の親が中絶を選んだこと。

日本やアジア各国、また他の保守的な国は中絶する事に対して批判は大きい。

おまけに、結婚外の妊娠に対して(特に妊娠後も籍を入れないシングルマザーに対して)の批判が大きい。

 

中学生や高校生が妊娠したら『他の子供に悪影響だから』とか『親の育て方が… 』とか『無責任』。

でも、結婚・出産しない女性には『社会貢献してない!』と言う批判。

でも、母子家庭の子供は『子供が可哀相』やら『誰々のお母さんは… 』とか世間からの目は冷たい。

そして、中絶したら、『命を大切にしない』『残酷』『自己勝手』。

 

これをブログを読んでるあなたが、シングルマザー応援派でも批判派でも、キャリアーウーマン応援派でも批判派でも、中絶支持派でも反対派でも私はかまわない。

 

ただ、読んでみて考えてほしい。

自分が批判的な想いを言葉や態度で発信する前に、そして、中絶を選ぶ前に、もう一度自分のしている事の重みを今一度考えて欲しい。(***これはすでに悩み抜いた末に決断を下した人々へのメッセージではありません!

 

例えば、中学生が妊娠しちゃったら『なんて無責任な!』『親の教育が悪いから』とか色々批判するでしょ?(日本社会の一般論として)

もしそういう批判を心の中でした覚えがある人は、自分や自分の奥さんが妊娠し、新型出生前検査をして自分の子供にダウン症が発覚した時の事を考えてみたて欲しい。

ダウン症等の障害を持つ子供を育てることは、とっても勇気と覚悟がいると思う。

だから、中絶を選ぶ親の気持ちも分かるし、しかたないと思う。

 

 

でもね、それも無責任なんだよ。

中学生の男女がいちゃいちゃして子供が出来ちゃった以上に無責任だよ。

 

例え30を過ぎて妊娠しても、妊娠するのは親のわがまま。

子供を中絶するのも親のわがまま。

そして、子供を産むのも親のわがまま。

 

最初から最後まで親のわがまま。

そして、最初から最後まで、人間は自己満足好きな無責任。

 

 

唯一の救いなのは、人って自分の命を次に繋げて行く事、愛を注ぐこと、そして愛を注いでもらうことに幸せを感じて幸福になる。それをしてもらいながら育った子供達は、親に後に感謝して、幸福を繋げて行くだろう。

 

 

 

今、自分の胎児にダウン症が発覚したら、中絶を選びたい気持ちになる人は98%だと思う。

私だって、もし自分の子にダウン症が発覚したらとっても怖いと思うし、中絶の文字が頭をよぎらないはずが無い。

 

でもね、その決断をする前に考えて欲しいんだ。

 

今はダウン症でこんな騒ぎになってるでしょ?

 

でもね、今の技術では、

 

  • 鬱になりやすい遺伝子
  • 背が低いくなる確立の高い遺伝子
  • 肥満になりやすい遺伝子
  • 糖尿病になりやすい遺伝子
  • 免疫が弱い遺伝子
  • 癌になりやすい遺伝子
  • 精神病を発達しやすい遺伝子
  • 発達障害を起こしやすい遺伝子

 

… 等々、すでにいろんな遺伝子が発見されてるし、それを調べることができるんだよ。

1万円以下でね。

 

 

今はダウン症で騒いでいるけど、一度で良いから、ちゃんと考えてあげて欲しい。

もし将来、自分の子供や孫が生まれる前の検査で『鬱になりやすい遺伝子』『精神病を発達しやすい遺伝子』『肥満になりやすい遺伝子』を持ち合わせてることが分かったらどうしますか?

 

 

もし、自分の子供や孫が生まれる前の検査で『背の低い遺伝子』『肥満の遺伝子』と『糖尿病になりやすい遺伝子』が発見したら、どうしますか?

 

 

もし、検査で『発達障害を起こしやすい遺伝子』が発見されたら?

 

 

その子は、あなたの望む『背の高い』『明るくて』『元気』な子じゃないから、育てたくないですか?

その子も、あなたにとっては産む・育てるにはリスクが高過ぎますか?

中絶しますか?

 

ちょっと、考えるのがめんどくさい問題かもしれないけれど、生まれるかもしれない子供達の為に、少しだけ考えてみて欲しい。

そしてね、考え悩んだ末に中絶を選んだ人々が周りにいたら、その人たちを批判しないであげて欲しい。

だって、あなただったら、どうする?

 

 

所詮、妊娠するのも、中絶するのも、出産するのも親のわがまま。

子供は親を選べないからね。

 

でもね、中絶するにしても、出産するにしても、一つだけ変わらないことがあるんだよ。

あなたの子供は、あなたがどんな決断をとっても、ずっとあなたの事が大好きだよ。

だから、どういう決断をするにしても、その子供の為に一生懸命考えて、悩んであげて欲しいな。

 

 

もし、すでにそういう経由で中絶を選んだ人がいたら、次にそういう障害を持った親子にあった時に、優しく笑顔で接してあげて欲しい。

その親は、汗と涙を流しながら大変な育児に一生を捧げているだろうし、障害を持った子供は、この冷たくて残酷な社会で頑張って生きているから、あなたの笑顔と優しさは心に染みるでしょう。

 

 

まぁ、この意見はそういう障害者の人が身内にいるからかもしれないけれど。

ちょっと心のどこかに留めてもらえたら嬉しいかな。

 

まぁ、人間って複雑だから子育てがうまくいかなかったり、環境が大変だったり、いろいろあるかもしれないけどね。

子供は心のどこかで、ずっと親が大好きなんだよ。

 

 

こんな繊細なテーマについて記事書いたので、バッシングとかばんばん来たら怖いけど、是非自分の意見を!と言う人はコメントください(.・_・.)ノ

 

 

ちょっと、しんみりな記事になっちゃいましたね。

すみません。

ま、こういう時もあるよねヽ(。・ε・。)ノ

 

 

 

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