今更かもしれないけれど、女性手帳とやらの存在を知った。
え、遅いって
スンマセン、変に情報に疎かったりするんですw
まぁ、とにかく、女性手帳とやらの存在を知ったと同時に安倍首相が提案した育児休暇3年ってのも知って(東洋経済オンラインより)…
なんともまぁ、女性に優しくない日本なんだろうとしみじみ思いました
一瞬、産休・育児休暇 3年って凄く良いじゃんと思うかもしれないけれど…
結局無給なので、3年間も経済的にどうするの?と思い…
産休3年って女性に当てられた時期だよね
家事と育児、全部女性がやらなきゃいけないって事で… まぁ、その分男性は外で働くんだろうけど。
でも子供って親が二人いる場合は二人で一緒に育てるんだから、父親にも育児休暇渡さないといけないんじゃない
しかも三年間無給だから、シングルマザーには本当に意味の無い提案。
もちろん、女性が家庭を中から守って、男性が外から守る、と言った素晴らしい(けど古風な)思想の上に成り立っている面もあります。
が
多様性が鍵となっている現代、対策を作る側も多様性を意識してもらわないと。
シングルマザーな家庭もあれば、シングルファザーな家庭もあるし、両親そろっている家庭もあるし。
それに、産休3年もとってたら、会社で得たスキルとか全部忘れてしまうし、社会人として復帰するのはかなり無理
少し視点を変えてみると…
例えば、日本の女医さんの平均出産年齢は30-35歳ぐらいらしいです(調べた結果)。
よは、医学部を卒業して(24-26歳)、研修を終えて(27-30歳)、そして子供を産む(30過ぎ)。
産休制度はあんまり無いみたいなので、一回退社をするのかな?(多分、病院にもよります)
子供二人を産む場合:
一人目:30歳
二人目:32-33歳。
二人目の子がある程度自立するまでが2年だとして、
あいだに少しの間復帰しても、約5年は現場復帰しないことになります。
ちなみに、研修が終わっても、専門医になるためには…
『5年間以上の専門研修を受け、資格審査ならびに専門医試験に合格して、学会等によって認定された医師を専門医と定義しています。』
って事は、専門医にならずに産休に入り5年も産休取る。
育児休暇の後に専門研修また始めるなんて無理!と思う人が多いみたいです
だから女性はパートの医者を希望する人が多いらしい。
そして、この理由で男尊女卑なお医者さんもまだ少なく無いんだとか。
よは、医者になっといて専門医にならないから、ある科の医者不足になるんだって事ね。
本当… なんと言うか… 古い制度のまま突っ走ってますね、日本
では、アメリカの場合… この前の記事にも書きましたが、レジデント(研修医)時代に子供を産むのが流行だそうです。
そして、政府が決めた産休期間は6週間です。
そう。
たったの6週間。
でも、アメリカにはバリバリ キャリア・ウーマン+お母さんをやってる医者もそれなりに多数います。
その理由の一つは6週間しかない産休制度の為。
みんな、産んだら、すぐに復帰と言うメンタリティーで産休に入るわけです。
では、我が子はどうするのか?
親を頼ったり、ベビーシッターや保育所を頼るみたいです。
アメリカではベビーシッター制度(バイト)がしっかり定着しているので、それを頼る女医さん達は多々
給料もそこそこ(年収400万強~)貰うので、とにかくベビーシッターを頼るわけです
こうして怒濤の研修時代と子育てを同時進行するわけですが、
多くの女研修医ママさん達は『(研修の)地獄に少しくらい夜泣きが増えてもあんまり変わらない』との事
母、強し
彼女達によると、何よりも若い時に子育てをしてしまうのが、キャリア復帰する事への一番の近道らしいです(体力的に)。
ま、そんな感じ
実は私、ブログなんて書いてる場合じゃない。
血液学と腫瘍学の総合試験が明後日あるので…
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